肩こりについて

コリの治療法を誤ると症状が悪化します。

アナタは肩コリに対してこのような処置をしていませんか・・・?

  • マッサージ機にかける
  • 適当に揉んでもらう
  • 湿布を貼る
  • 体操をして体をほぐす

肩コリ対策といえば、マッサージ機、人に揉んでもらう、湿布、体操などがありますが、その処置のほとんどが、肩こりの原因とは関係のない可能性があります。

肩を揉んでも一時的に気持ちよくなるだけで改善することはないでしょう。
誤った対処により悪化してしまうケースもしばしばあります・・・。

どんな症状でも同じですが、
■症状の正確な原因を探し出すこと
■悪化しないように予防すること

この2つを意識することが重要です。

そのためには、肩コリの原因を把握しておかなければなりません。

さの鍼灸整骨院での治療について

カイロプラクティックで治療する場合
ドロップベッドという専用のベッドを使い、骨盤、脊柱を矯正していきます。
とてもソフトな矯正で体をねじらずに、ゆがんだ骨を矯正します。

はり治療で治療する場合
2種類の治療方法があります。
1つ目は局所治療で痛い部分に鍼をして、筋肉をほぐしたり、血流を良くします。
2つ目は経絡治療で手、足、頭、お腹などの痛い部分とは関係のない部分のツボを使い、気の流れを整え自己治癒力を高める全身治療です。

それぞれの治療方法を検査結果や、症状・原因にあわせて使い分けながら施術を行います。

肩コリが起こる4つの原因

肩こりを引き起こす原因は大きく分けて4つあります。
症状はほとんどの場合、
【筋肉疲労→骨格の歪み→体質不良】の順に悪化していきます。

1. 体質不良タイプ(全体の7割以上)
※オススメの治療:総合治療、鍼

以下の症状を体質不良と呼びます。

・免疫の低下
・自己回復力の低下
・血液、リンパ液の循環不良
・自律神経の問題

特に自律神経は肩コリと密接に関わってきます。

簡単な例を挙げますと・・・

■体にストレスが溜まってくると循環が悪くなり、自律神経が乱れる。これにより自己回復力が低下して肩コリになってしまう。

■体が冷えている、風邪を引いている、もしくはその一歩 手前の状態になると肩がこる。

 

この状態にまで悪くなると、頻繁に頭痛がしたり、腕や手にしびれ、痛みが起こりやすくなります。

2. 骨格ゆがみタイプ(全体の1~2割)
※オススメの治療:総合治療、カイロプラクティック・鍼

長時間悪い姿勢を続けていると筋肉が固まるだけでなく、背骨や骨盤のゆがみがおこり、ストレスが体にたまることで、凝ってしまうタイプです。

このレベルまで症状が進行してしまうと、一般の方が自力で治すことが難しくなってしまいます。
この段階になった場合は、早めに治療院に行くことをオススメいたします。

3. 筋肉疲労タイプ(全体の1割)
※オススメの治療:総合治療、マッサージ・鍼

腕の使い過ぎや、長時間の同一姿勢(特に座っている姿勢)が原因により筋肉が疲労し硬くなってしまうタイプです。

このタイプの方は休養し、マッサージをするとほとんど治ります。ただ同じことが長い期間続くと②や③に進行しますので注意が必要です。

3. 内臓疾患タイプ
※オススメの治療:病院(胃の不調からくる肩コリは鍼) 

肺や心臓に問題があると強い肩コリがおこります。

内臓に問題がある場合は、活動時でも休憩時でもコリを感じる強さに変化があまりありません。

1日中同じ強さを感じているか、場合によっては睡眠中に強いコリや痛みを感じることが多いです。

また胃の状態が悪い人も肩コリになりやすいです。

3つの肩コリ対策

日頃から肩こりの悪化を防ぐために、以下の3点に気を使ってください

1. 姿勢に気を付けましょう

床に座るよりもイスやソファに座りましょう。
床に座ると猫背になりやすいです。

また足を組んだり長時間の同じ姿勢は肩コリ、腰痛の原因になります。

2. 運動をしましょう

肩コリに最適な運動は水泳(クロール、背泳ぎ)です。
水泳をしている人のほとんどは肩コリがありません。

しかし、平泳ぎ、バタフライ、水中歩行は腰痛になりやすいので注意しましょう。

水泳が苦手な方は1日30分位の散歩をしましょう。

3. お風呂のお湯にゆっくり浸かりましょう

シャワーだけですと疲れも冷えも取れません。

最低でも夏は5分、その他の季節は10分以上入浴しましょう。

温度は気持ちよく感じるくらいに設定し、半身浴でも効果はあります。

肩こりと併発しやすい首の痛みについて

肩こりだけでなく、このような首の痛みを経験したことはありませんか?

  • 朝起きたら首が曲がらない、寝違えた
  • 後ろを振り向いた瞬間に首を痛めた
  • 前日に腕を使いすぎた反動で首を痛めた

首が痛い場合は、安静にして患部を冷やしたり、冷湿布をしましょう

症状は少し痛む程度の軽いものから、痛くてまったく動かせない、背中や腕まで痛みしびれがありじっとしていられないなどの重い症状まであります。

寝違いの場合、安静にして保冷剤などでアイシングをしたり冷シップをしましょう。

必ず守らなければならないことは「絶対に安静」です。

治ったかどうか試しに首を動かす方がいますが、かえって悪くなります。
首のストレッチをすることで傷口を広げてしまい2~3週間経っても治らない方が時々いらっしゃいます。

もし痛みが続くようであれば、さの鍼灸整骨院へご相談ください