股関節・膝・足の痛み(しびれ)について

股関節、膝、足の痛みについて

股関節、膝、足の治療をする時に重要なことは、痛み(しびれ)の原因がどこにあるのかです。

原因は「痛みのある部位だけ」にあるのか、それとも腰や骨盤など「他の部位からの影響」によるものかを見つけ出すことが大切です。大まかな原因の調べ方は以下の通りです。

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1.どの部位が痛むか
2.ねんざや事故など痛みの理由があるのか
3.動かして痛むか、じっとしていると痛むか
4.痛む部位は「面」で痛むか、「線」で痛むか

これらを調べることで痛みの原因がわかります。
当院では痛みの原因や状況から、適切な処置を行いますので、早く痛みを改善することができます。

さの鍼灸整骨院での治療について

カイロプラクティックで治療する場合
ドロップベッドという専用のベッドを使い、骨盤、脊柱を矯正していきます。
とてもソフトな矯正で体をねじらずに、ゆがんだ骨を矯正します。

はり治療で治療する場合
2種類の治療方法があります。
1つ目は局所治療で痛い部分に鍼をして、筋肉をほぐしたり、血流を良くします。
2つ目は経絡治療で手、足、頭、お腹などの痛い部分とは関係のない部分のツボを使い、気の流れを整え自己治癒力を高める全身治療です。

それぞれの治療方法を検査結果や、症状・原因にあわせて使い分けながら施術を行います。

痛みの原因について

 多くの方は痛みがあるところに原因があると考えますが必ずしもそうとは限りません。

例えば、転んで足首や膝をねじって靭帯を傷つけたり、柱に足をぶつけ打撲した場合には「痛む部位=原因」になります。

しかし「何もしていないのに膝が痛みだした」とか「腰を痛くした後に足が痛くなった」などの場合は「痛む部位=原因」ではなく、そのほとんどが痛む部位とは違う部位の腰(骨盤)が原因です。骨盤がゆがむことで股関節、膝、足首に無理な負担がかかり痛みがおこります。

また足の神経は腰(骨盤)から出て足先までつながっています。腰(骨盤)に異常がおこり神経を圧迫すると足に痛みやしびれを感じるようになります。したがって腰(骨盤)に原因があるのに痛いところに注射やマッサージをしても何も解決しないでしょう。

膝、足首をねんざした時、足を打撲した時の対処法

・ケガをした部位を冷やす(お風呂で温めない)
・ねんざした時はサポーター、テーピング等で固定する
・絶対安静、早期に治療する

長期間痛みのある足をかばうことで、腰や他の関節に負担がかかり痛みがおこりやすくなりますので早期に治しましょう。